長野県戸隠で暮らす栗原健さんによる、季節の花と地域の魅力を伝える「今日の一輪」をお届けします。

こちら長野ではリンゴが出回りはじめました。赤い果実は秋の訪れを告げるとともに、これからやってくる寒い冬を感じさせます。

人間や動物だけでなく、多くの植物たちにとっても冬は厳しい季節です。今回はそんな冬の屋外を選んで咲く、小さい花を紹介します。

スミレ科スミレ属のビオラは現在、たくさんの園芸品種がうまれ、豊かな色彩で見るひとを楽しませてくれます。咲き終えた花がらを摘むと、次々に花を咲かせる育てやすさや、他の花が少ない寒い時期に咲くことから、多くの園芸愛好家たちに親しまれています。

私を含め、園芸家たちはその花言葉のとおり、ビオラが持つ寒さに負けない強さを「信頼」しているのだと思います。

お気に入りや信頼できるものを見つけて集めていく作業が、私はけっこう好きです。自分で選び、一緒に生活していく、その仲間に小さな花が加わりました。

この花について

名前:ビオラ
種類:スミレ科スミレ属
開花時期:11月〜3月
花言葉:「誠実」「信頼」「忠実」「少女の恋」

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