いつもと暮らし

【今日の一枚】寒空の街角に広がる、秋の味

秋の訪れとともにイチョウの木から、はらはらと舞い落ちるイチョウの葉と無数の銀杏たち。

自らの存在を知らしめるかのように、踏まれるたびに満ち広がっていく特有のあの”匂い”を確認するたびに、今年もまた「秋が来た」と、しみじみと実感します。

寒い寒いと体を縮ませて、くぐった暖簾の奥にある小さくて暖かな馴染みのお店。

ゆるりとした気持ちで、熱めの日本酒とともに炒った銀杏をちょぼちょぼ食べる幸福。そんな贅沢に満たされる「秋」を満喫しながら、わたしも大人になったなぁ、などと物思いに耽るのも「秋」だからなのでしょうか。

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探求者

中條 美咲

1989年生まれ、長野県出身。奥会津 昭和村に根付く”からむし”と”織姫さん”の存在に惹かれ、2015年から、昭和村に通い取材を重ねている。 ” 紡ぎ、継ぐ ”−見えないものをみつめてみよう、という心構えで。紡ぎ人として、人・もの・場所に込められた想いをつないでいきたい。

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