ちょうどいいのは、きっと土曜日。【松陰神社前】特集はじめます

帽子をかぶった子どもたちが、朝の散歩に出かけます。

スーツを着た男性が、眠い目をこすりつつ、世田谷線のホームで今日のスケジュールをチェックしています。

夕方は遊び疲れて家へ帰る子どもたちや、お茶をした帰りの女性たちが楽しげに立ち話をしている姿がちらほらと見られ、少し遠くからは威勢のいい八百屋のおじちゃんの声が聞こえます。

世田谷区を走る二両の電車・世田谷線の駅の一つ「松陰神社前」は、人々の暮らしが根付くマイペースな町です。

松陰神社前の踏切

気張らず背伸びをしないこの町に惹かれて、徐々によそからひとが集まるようになったのは、ここ数年のこと。

松陰神社前

仕事場や学校は渋谷や三軒茶屋、下北沢などで暮らしているのは松陰神社前、というひとは珍しくありません。疲れて帰宅したら、夜の町が静かに住人達を迎えてくれます。

けれど週末は、少し賑やかな雰囲気。朝から散歩している若い女性のグループや、男女ペア、一人でカメラ片手に歩いているひとの姿も。

地元で暮らす人々と、別の地域から世田谷線に乗ってやってきた人々が、ゆるやかに交わり合う週末。

知るひとぞ知る町から、少しずつ外へと開いてきた松陰神社前ですが、それでもやっぱり自分たちなりのペースは乱さない。そんな町の姿を楽しむのにちょうどいいのは、翌日の日曜日もおやすみでホッとできる、土曜日かもしれません。

暮らすひとと冒険をしに来るひとたちが集う【松陰神社前】特集、始めます。

松陰会館のおふたり

ノストスブックス

ノストスブックス

松崎煎餅店

松崎煎餅

松陰神社

松陰神社

山本Yシャツ店

桜井かおりさん

桜井精米店

松陰PLAT

onando

duft

FreEk Show

グッド スリープ ベーカー (good sleep baker) グッド スリープ ベーカー (good sleep baker)

カフェ・タビラコ店内

世田谷線

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(イラスト:犬山ハルナ)

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探求者

立花実咲

1991年生まれ、静岡県出身の編集者。生もの&手づくりのもの好き。パフォーミングアーツの世界と日常をつなぎたい。北海道下川町で宿「andgram」をはじめました。→ さらに詳しく見る

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