いつもと暮らし

【今週の文具lady.】変わらないデザインと使いやすさ。半世紀愛され続けるノート「測量野帳」

深緑の表紙と、金色の箔押し。それは、1959年の発売時からデザインが変わらないノート「測量野帳」。

変わらないその姿は世代をこえてファンに愛され続け、リピーターはヤチョラーと呼ばれるほど。 山吹色の鉛筆が似合うこのノートを見ると、懐かしさがこみ上げる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

硬い表紙は手に持ったままでも書きやすく、思い出に残したい映画の半券や、ふと道端で拾った落ち葉も、折らずに挟んでおけます。薄い水色の3mm方眼は主張しすぎず、控えめにスケッチを助けてくれます。

アウターのポケットにすっぽり入る大きさや、飽きのこないシンプルなデザインなど、その魅力は昔も今も衰えることがありません。

ずっと変わらないデザインだからこそ、使うその時の気分で表紙にイラストを加えたり、シールを貼ったりと、自分好みにアレンジもできます。そうすればさらに愛着がわく上に、愛用者同士でそれぞれの使い方を見せ合うのも、また楽しみに。

ただのノートではなく、コミュニケーションツールにまでなる、測量野帳。これからも多くの人びとを魅了していくことでしょう。

写真・文/文具lady. Misa(菅 未里)

この商品について

測量野帳 スケッチ/コクヨS&T
参考価格:200円(税別)
公式HP:http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/

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文具lady.

会社員で文具ソムリエールの Misa (菅未里)と主婦兼フリーライターで文具プランナーの Maki (福島槙子) による女性2人組 文具ユニット。あなたの毎日に素敵な文房具を取り入れてみませんか。

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