編集者として、ライターとして、そして女性として、私はこれからどうやって生きていこう。発信とは、書くこととは。暮らしの中に、必要なものはあとなにがあるのだろう……? 「女性が女性として前を向いて楽しく生きていくために、私に何ができるだろう?」。
これまで、「編集女子が”私らしく生きるため”」シリーズと銘打って、「ウェブ・紙・旅・食コンテンツ」と、毎月連続でイベントを行ってきました。今回、そのイベントをコミュニティ化することが決まりましたので、この場を借りてご報告いたします。
・編集女子が”私らしく生きるため”のライティング作戦会議 | Synapse(シナプス)
※「Synapse(シナプス)」:有料会員制のオンラインサロンプラットフォーム
主宰は、株式会社Waseiが運営する「灯台もと暮らし」編集長の佐野知美。第一期の募集は限定40名です。
基本的にはクローズドのオンラインコミュニティとなりますので、やり取りは主にウェブ上にて、スピンオフとしてリアルイベントやワークショップ、インタビュー・対談企画などを実施していく予定です。
第一期の募集人員も、あと残りわずかとなりました。第二期からは、法人決済も可能にしたいと思っていますが、時期は未定です。
主宰者メッセージ
ファッション、グルメ、旅、恋愛、お金──現代に生きる女性の興味は多種多様。世の中の動きや流行にも敏感で、いつも新しい情報をキャッチするためのアンテナを張っています。
だからこそ、今、大きな注目を集めているのが女性向けのメディアやサービス。ユーザーが女性なら、もちろん作り手も女性。女性ライターや編集者が活躍する場は増えてきているように思いますが、ふと「他の人はどうやって働いているんだろう?」と不安になったりもするものです。
日進月歩の世界において、編集女子の生きる道やコミュニティは、まだしっかりと整備されていないのが現状です。
好きな仕事で一生働いていくために、一緒に頑張る仲間を見つけましょう。
サロン概要・コンセプト
- 女性ライターのコミュニケーションの場
- 女性ライター同士でのノウハウ共有・スキルの向上のための勉強の場
- コンテンツのブレスト及び作成
- 女性ライター特有のお悩み相談、ライフプランのビジョン共有
- 駆け出しライターとプロライターの交流ができる場
- 雑誌・ウェブメディアの編集者に会える場
- 紙出身のライターと、Web出身のライターが交われる場
- 世の中の女性のトレンドが学べる場
- ネタ探し、キュレーションのコツを共有できる場
- 女性としての作法・教養を身に付けられる場 ……など
企画予定のコンテンツ
オンライン
- 佐野のライティングのテクニックをサロンメンバー限定で毎日公開
- 著名Webライター・編集者の方々のライティング及び編集術の公開
- 取材ノウハウ
- 書き起こしノウハウ
- 編集ノウハウ
- 執筆ノウハウ
- 執筆媒体の色に合わせて記事を作るためのノウハウ
- 企画立案ノウハウ
- 情報収集ノウハウ など
※コンテンツ内容は、オンラインのほか、オフラインもございます。詳しくはこちらをご覧ください。
ゲストメンバー 一覧(順不同、敬称略)
- 朽木誠一郎(オウンドメディア「LIGブログ」編集長)
- 仲島ちひろ(女子クリエイターのためのライフスタイルつくりマガジン「箱庭 haconiwa」キュレーター&エディター)
- 木村絵里(ロハスピープルのための快適生活マガジン 月刊「ソトコト」編集者)
- 鈴木絵美里(フリーランス)
- 平山高敏(旅行ガイドブック「ことりっぷ」事業部 ウェブコミュニケーショングループ)
- 中田景子(キレイになるって、面白い! ビューティマガジン「VOCE」ウェブサイト 編集長)
- 島田零子(キレイになるって、面白い! ビューティマガジン「VOCE」ウェブサイト エディター)
- 安藤巖乙(日本の魅力、再発見。雑誌「DiscoverJapan」編集者)
- 松本麻美(人、暮らし、地域をつなぐ雑誌「TURNS」編集者)
こんな方におすすめ
- 文章を書くことが好きな方
- 本気でライターを目指す方
- Webライターをしているが方向性に悩んでいる方
- 精神的にも経済的にも自立を目指したいWebライターの方
- フリーのライターとして、世界中どこでも自分の仕事がこなせる環境を作り出したい方
- 既に個人メディアを運営している方
- 企業のメディア担当者として、企業ブログを運用をしている/運用を検討している方
- ブログを始めとするオンラインメディアでビジネスをしたい方
- 女性向けのウェブメディアを運営している/運営を始めようと思っている方
- 自分の名前(クレジット)で生きて行くヒントが欲しい方
- 夢を追いかける仲間が欲しい方
- 会社や学校以外の人と交流を持ちたい方
- モチベーションの高い仲間や、毎日を楽しく過ごしている仲間から刺激をうけたい方
- 新しい女性の生き方を考えていきたい方
- 毎日をもっと楽しく生きていきたい方
オンラインサロンという特別な経験をしてみたい方
参加メリット・入会特典
- ライターを探している雑誌、ウェブメディアとの繋がりを得られる。
- ェブコンテンツの執筆の依頼・ライティング業務の依頼。
- ライター同士の横のつながりを構築できる。
佐野知美プロフィール
1986年生まれ、横浜市立大学 国際総合科学部卒。新潟県出身。
大学卒業後、三井住友VISAカードに総合職として入社するものの、出版業界への夢が捨てきれず退職。講談社メディア事業局で勤務するかたわら、フリーランスのライター・編集業を開始。ウェブを中心に複数媒体で執筆活動をした後、2015年1月OPENのこれからの暮らしを考えるウェブメディア「灯台もと暮らし」編集長に就任。得意分野は旅と美容。女性の生き方を考えるインタビュー企画「かぐや姫の胸の内」を連載中。
これまでの主な活動は以下。
- キレイになるっておもしろい!ビューティ誌「VOCE」公式サイト 記者(講談社)
- 雑誌「MART」ライター(光文社)
- 雑誌「Discover Japan」寄稿(エイ出版社)
- 世界とつながるネクストマガジン「TABI LABO」BEAUTY、世界遺産記事担当
- 旅行キュレーションメディア「RETRIP」トラベルキュレーター(trippiece)
- 訪日外国人向けWEBマガジン「MATCHA」ライター 他多数
- 参考記事:「暮らしを見つめ直すきっかけをそっと置いて、小さな循環を生んでいきたい」—「灯台もと暮らし」編集長・佐野知美さんインタビュー
オンラインサロンのオープンにあたって
2014年に個人ライターを始めたキャリアを考えると、編集長に就任し、自分が編集者として主催するイベントを持ち、雲の上の人だと思っていた方々とトークセッションをしたり、ましてやオンラインサロンを主宰するなどといった展開は、想像だにしなかったものだと言えます。
でも、目指していなかったとは言いません。そして、一方では女性ライター・編集者を取り巻く世界は、それがあり得てしまうほどに、刻一刻と変化している世界なのだろうとも思います。
ライティングの経験のなかった私が、1年も経たないうちに職業としてのライティングをする女性に変化を遂げたのは、それを叶えたいと思った心と、少しの努力と運、そして、周囲の環境があったからだと思っています。
編集とライターの世界は、私が大きな声で何かを語れるほど、浅くはありません。自分が特別だとも、編集者として成熟しきった人間だとも思っていません。
ですが、1本500円の報酬で記事を書いている環境から、数万円の報酬に変えた経験や、周りの方に支えられながら培ってきたコツや、心構え、そして女性として一生働いていきたい、文章を書いて生きていきたいと思う気持ちは今も変わっていません。
一人で働くのは、すこし辛い。道に迷うことも、絶対にある。今の現状を何か変えたいのに、どうしていいかわからなかったり、取り組んでいることが本当に正しいのか、望んでいることなのか、わからなくなることがあります。
もし、それを共有することで、なにか次の道を切り開くきっかけを見つけてもらうことができたら。そんな未来を、私はおこがましくも描いています。
オンラインサロンという今までとは少し違った場で、お会いできるのを楽しみにしています。(佐野知美)