いつもと暮らし

【今日の一輪】クレマチスがその葉に含ませた「たくらみ」のワケ

クレマチスと呼ばれるこの花は、日本ではテッセン(鉄線)やカザグルマ(風車)という名前で古くから親しまれてきました。ベルのように可愛げに咲くものもあれば、大きな花びらを大胆に広げ、美しさを全面的に開花させるものまで、種類が多いことでも知られています。

クレマチスの「たくらみ」という花言葉。それは彼女が持つ葉の汁に、毒があることを利用して、自分の肌に塗りつけて、わざと腫れ物を作り、憐れみを乞うたという逸話からきています。毒を持つ花々は、そのいのちの生き残りをかけて、いざという時のため、したたかに「たくらみ」を隠し持つ生き物なのかもしれません。

このお花のこと

名前:クレマチス(別名:テッセン)
種類:キンポウゲ科クレマチス属
開花時期:5〜10月
花言葉:「精神的な美しさ」「たくらみ」「心の美」「旅人の喜び」「高潔」

ご協力していただいたお店

COUNTRY HARVEST
住所:東京都港区南青山3-13-13 丹野ビル1F
アクセス:東京メトロ千代田線表参道駅A4出口より徒歩2分
電話:03-5410-1481
営業時間:10:00~20:00(日祝10:00~18:00)
定休日:不定休
公式HP:COUNTRY HARVEST

感想を書く

探求者

中條 美咲

1989年生まれ、長野県出身。奥会津 昭和村に根付く”からむし”と”織姫さん”の存在に惹かれ、2015年から、昭和村に通い取材を重ねている。 ” 紡ぎ、継ぐ ”−見えないものをみつめてみよう、という心構えで。紡ぎ人として、人・もの・場所に込められた想いをつないでいきたい。

詳しいプロフィールをみる

探求者

目次

感想を送る

motokura

これからの暮らしを考える
より幸せで納得感のある生き方を