いつもと暮らし

【今日の一輪】クレマチス「旅人の喜び」を、小さなからだで受け止める

クレマチスの語源は、ギリシア語の「klema(つる)」に由来します。
すぐにちぎれてしまいそうなほど、か細いけれど、実は耐久性に強く、かつてはヒモや縄のように使われていたこともあったのだそう。
可憐な姿をしておりながら、そのたくましさは、一体どこから湧いてくるのでしょう。

クレマチスは、旅の無事や、一時の休息を、そのたくましい「つる」の茂みで受け止めます。
旅の途中、この小さき姿を目にしたら、「きっとこの旅は善いものとなる」。そうした、安らぎのひと時を与えてくれるお花です。

このお花のこと

名前:クレマチス(別名:テッセン)
種類:キンポウゲ科クレマチス属
開花時期:5〜10月
花言葉:「心の美」「旅人の喜び」「高潔」

ご協力していただいたお店

atelier cabane
住所:東京都目黒区上目黒2-30-7
アクセス:東急東横線、東京メトロ日比谷線「中目黒駅」より徒歩10分
電話:03-3760-8120
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休
公式HP:atelier cabane(アトリエカバンヌ)

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探求者

中條 美咲

1989年生まれ、長野県出身。奥会津 昭和村に根付く”からむし”と”織姫さん”の存在に惹かれ、2015年から、昭和村に通い取材を重ねている。 ” 紡ぎ、継ぐ ”−見えないものをみつめてみよう、という心構えで。紡ぎ人として、人・もの・場所に込められた想いをつないでいきたい。

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