いつもと暮らし

【今日の一輪】野ばらに映るのは手に入らない「無意識の美」

「野ばら」いうと、野のなかに咲いているバラのことを想像する人も多いかもしれませんが、これは「野ばらの実」。

ハインリッヒ・ウェルナーや、シューベルトの音楽作品にも、「野ばら」という名前を使ったクラシックの名曲も存在します。昔から、このお花と実に愛着を抱く人が絶えない証拠でしょう。

野ばらの花言葉は「無意識の美」。言葉にすると、あっさりと単純な響きに聞こえますが、実際のところ無意識な美しさのなんて貴重なことか。

過剰な意識で損なわれるくらいなら、どこまでも「無意識の美」を守りたい。けれど、そう感じるのは、もうすでに無意識の美を手にできないと知ってしまった人間の性なのでしょうか。

このお花のこと

名前:野ばら
種類:バラ科バラ属
開花時期:9~11月
花言葉:「無意識の美」

ご協力していただいたお店

BALANCE FLOWER SHOP
住所:神奈川県横浜市中区住吉町2-17
アクセス:JR京浜東北線関内駅南口出口より徒歩5分、東急みなとみらい線日本大通り駅県庁出口より徒歩7分
電話:045-681-2187
公式サイト

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探求者

中條 美咲

1989年生まれ、長野県出身。奥会津 昭和村に根付く”からむし”と”織姫さん”の存在に惹かれ、2015年から、昭和村に通い取材を重ねている。 ” 紡ぎ、継ぐ ”−見えないものをみつめてみよう、という心構えで。紡ぎ人として、人・もの・場所に込められた想いをつないでいきたい。

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