いつもと暮らし

【今週の文具lady.】身近にあるのが当たり前。ぺんてるの「サインペン」

身近にあることが当たり前になっているものは、時に、名前を思い出すことさえ難しいことがあります。

このシンプルなデザインのペンはあることが当たり前、生活の一部、いつも見ている景色のような文房具のひとつではないでしょうか。

学校の先生が使っていたり、テレビに映るアナウンサーの手元に置いてあったり、いたるところで見かけるその名は、ぺんてるの「サインペン」。

このサインペンを目にすることはあまりにも多く、それが存在しない生活を想像できません。

使い始めに袋を開けるとつやつやのボディが姿を現し、使いこむと無数の小さな傷がマットな表面を作っていきます。

つやつやのボディなら新鮮な気持ちになり、マットになったボディなら手に馴染み、素朴なデザインは生活にすっと溶け込んでいきます。

景色の中に溶け込んだ「いつものあれ」は私の日々を支える縁の下の力持ち。

ぺんてるのサインペンをうっかり失くした時、景色になっているひとつひとつの存在を見つめてみようと思ったのでした。

写真・文/文具lady. Misa(菅 未里)

この商品について

サインペン/ぺんてる
参考価格:100円(税別)
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会社員で文具ソムリエールの Misa (菅未里)と主婦兼フリーライターで文具プランナーの Maki (福島槙子) による女性2人組 文具ユニット。あなたの毎日に素敵な文房具を取り入れてみませんか。

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