いつもと暮らし

切り取って、焼き付けて、見つけ出す〜あなたの大切な「人」を〜「もとくらの写真 / 現像室」を始めます。

仕事は大事なものだけど、彼女を、母を、父を、いつもお世話になっているあの人も大切にしたい。これは僕、『灯台もと暮らし』編集長の小松崎拓郎が日々思っていることです。

そんな僕の生活になくてはならないもの、それが「写真」です。

写真をつうじて暮らしを見つめると、自分の大切な「存在」や「瞬間」に気づくことができる。相手に感謝の心を持ち、その思いを行動で伝えることにつながる。

写真とは、自分の大切な人を自覚するための道具だと考えています。

土曜日の朝が好きだ。朝食を目の前によろこぶ父
母
花が好きな母と花見へ
麦・ねこ
好物の魚の皮をもらえるのを待っている愛猫の麦(むぎ)

これからもファインダー越しに心の目で見て、大切にしたい人たちとのかけがえのない瞬間を、噛み締めて生きていきたい。

浴衣姿を観ることができるのは、夏の特別な日だけ

僕の写真に対する少し変わった考え方と、読者のみなさんの声に、絶えず耳を傾けているからでしょうか。ある人が言いました。

「もとくらの写真を学ぶ場をつくりましょう」と。

たしかに最近は、「もとくらの写真の世界観が好き」「丁寧に撮っていることが伝わってくる」ぽつぽつと、コメントをいただけるようになりました。

高知・パノラマ

昭和村

昭和村の紅葉

昭和村のイチョウ

昭和村の宿とまり木冬冬の手仕事昭和村・良さん

昭和村の冬昭和村の良作さん昭和村の良作さん森のキツネ

もとくらで取材させてもらう方々を撮る瞬間と同じような心の持ち方で、誰もが大切なひとやものを想うように、技術と「心」で撮ることができるようなったなら。

撮ることでかけがえのない人を自覚し、大切にできるようになるのなら、写真を学ぶ場をつくってみたい。そう思ったのです。

「もとくらの写真 / 現像室」をはじめます。

photo by takurokoma 引用:郡言堂公式サイト

僕がはじめて写真に触れたのは、写真サークルに所属していた大学時代のこと。

なけなしのお金で買った10枚撮りのフィルムを詰めて、絞りはf2.8固定、シャッタースピード、ピントをあわせて、視線の先に在る映画と思えるような世界に一球入魂。

シャッター音を合図に、その瞬間を目に焼き付ける。いい写真が撮れたように思えた瞬間は、いつも、爽快感が背中を走り抜けていきました。

橙色に染まる暗室へ戻れば、お気に入りの音楽を流して、みんなで篭り現像作業。

印画紙に何かが浮かび上がってくる瞬間、誰もが顔を寄せあって覗き込みました。

暗室は部員たちがいつも屯(たむろ)していて、写真を現像しながらあれこれを語り合うような場所でもありました。

そんな場になったらと思い、コミュニティの名前は「もとくらの写真 / 現像室」。

土佐和紙

「もとくらの写真 / 現像室」は、写真が好きな人、これから写真を学びたい人、写真をつうじて大切な人を大切にする暮らしをしたい人が、写真を楽しみ、学びあいながら交流できるグループです。

喫茶店にて

写真の撮り方から編集、撮った写真をどう暮らしに活かすか等のアウトプットの方法を含め、写真をテーマに活動、情報交換や雑談をしたいと思っています。

オンラインコミュニティで交流される内容

  • 「写真」と「暮らし」がテーマの日々の雑談や情報共有
  • コミュニティ内限定のノウハウやスキル、仕事のシェア
  • レタッチや撮影のオンライン勉強会
  • 写真を軸にした各種「プロジェクト」の発足(PHOTO ZINEを作る等)
  • テーマごとの「部活動」の発足
photo by takurokoma 引用:写真と、ちょっといい暮らし

もちろん積極的に発言してくれたり、写真の話をシェアしたり、新しいプロジェクト、食事会やイベントなどを立ち上げてくれる方、大歓迎です。

集まったメンバーで、ケの日は暗室に籠もり、ハレの日はいづれ「写真展」の開催や「フォトツアー」なんかもやってみたいですね。

高知・お寺にて

motosanpo
「もとくらフォト散歩 in 松陰神社前〜焼き菓子・ケーキをおいしく撮ろう」の様子
もとくらフォト散歩
松陰神社前を食べ歩きながらフォト散歩

ゲストメンバー 一覧(順不同、敬称略)

「もとくらの写真 / 現像室」は、プロのフォトグラファーをはじめとするゲストのみなさんにも、ご参加いただきます。

堀口英剛さん


堀口英剛

1990年生まれ、埼玉県出身。早稲田大学商学部卒業後、ヤフー株式会社に就職。本業の傍らモノメディア「monograph 」を運営し、2017年に独立。現在は株式会社dripの代表取締役を務める。ポプラ社より「人生を変えるモノ選びのルール」を発売中。カメラはα7 R3を使用、陰影がくっきりとした男らしい写真が好きです。

平岡 雄太(Fukulow)さん

平岡 雄太(Fukulow)

1990年大阪生まれ。ファッションを中心にしたメンズWebマガジン「DRESS CODE.」管理人。大阪大学法学部 法学科を卒業後、新卒でYahoo!JAPANに入社。Webマーケティング業務に3年携わったのち、2017年1月に株式会社ドリップを立ち上げ代表取締役COOに。メインで使っているカメラはFUIJIFILM X-Pro2とLeica M6。最近はフィルムカメラに夢中。

土田凌さん


土田凌

1992年生まれ。明治大学政治経済学部を卒業後、人材広告会社に入社。退職後、趣味で始めた写真を仕事にしたいと思いフリーに。家族カップル、ブライダルを経験し、現在は取材・観光・暮らしをメインに活動中。食卓のメディア「つちめい飯」旅でも暮らしでもないメディア「hyphen,」を運営しています。使っているカメラはNikon D800。食べ物の写真を撮るのがブームすぎて、スマホの壁紙がニンニクを炒めてる所です。

オーガナイザー

オーガナイザーを務めるのは、『灯台もと暮らし』の編集長でありフォトグラファーの小松崎拓郎(タクロコマ)です。

小松崎拓郎


小松崎拓郎(タクロコマ)

1991年茨城県生まれ。法政大学経営学部 市場経営学科卒業後、2015年に株式会社Waseiに入社。これからの暮らしを考えるメディア「灯台もと暮らし」立ち上げに参加し、現在編集長。オリンパス公式アンバサダー。8月にはオリンパスプラザ東京・アンバサダースクエアにて「好きに夢中。」展を開催。12月上旬からベルリン生活をスタート。

オンラインによる各種交流で利用するのは、チャットアプリの「Slack(スラック)」やビデオ通話ができる「zoom」。

各地域にお住まいの方でも、オンライン上で交流できます。はじめての方も仲間に教えてもらいながら慣れていきましょう。リモートワークの練習にも是非。

金額は5,900円で11月〜1月までの3ヶ月参加可能です。「もとくらの写真 / 現像室」参加権は、BASEで販売中です。

■購入・参加はこちら:https://motokura.thebase.in/items/14392790

ご参加をお待ちしています。

(小松崎拓郎)

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小松﨑拓郎

ドイツ・ベルリン在住の編集者。茨城県龍ケ崎市出身、→ さらに詳しく見る

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