いつもと暮らし

【今日の一枚】たまごは自動販売機で買います|高知県土佐町

高知県嶺北地域・土佐町の暮らしを届ける「今日の一枚」。土佐町に家族で移住した鳥山百合子さんは、あえて、スーパーで買わずに自動販売機で買う食材があるそうです。

土佐町には「たまご」の自動販売機があります。場所は土佐町の立割地区。

「ひめゆりたまご」という名前のたまごです。

小さなロッカーのような扉が並んでいて、お金を入れると扉が開き、中からたまごを取り出せます。赤いネットに大小さまざまなたまごが12〜13個入って300円。とても美味しいです。

我が家には鶏がいて普段はあまりたまごを買いませんが、ケーキをつくったり、オムレツが食べたくなったりした時は、数が足りないのでここへ買いに行きます。この自動販売機を置いている生産者の方は知り合いの方なので、信頼して購入できることがうれしいです。

たまごの自動販売機のボタンを押す時、このたまごの生産者の方の顔が心に浮かびます。この地では、たまごも、お米も、野菜も、つくっている方の顔がわかる。そのことは、なんてありがたく幸せなことだろう、と思うのです。

スーパでなんでも手に入る時代ですが、一つひとつのものの向こうには、「つくっている人がいる」ということを忘れないようにしようと思います。

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高知県嶺北・土佐町のこと

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鳥山百合子

2011年に神奈川県から土佐町へ移り住む。3人の子どもの母。NPOれいほく田舎暮らしネットワークで働きながら、家族で食べるお米と野菜をつくっている。山の暮らしの知恵を学び、それを自分自身の身につけながら、次の世代へも引き継いでいけるように、「書くこと」「記録すること」に取り組んでいる。

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