いつもと暮らし

【今日のひとしな】沖縄県読谷村「やむちんのお皿」でティータイム

「やむちん」とは、沖縄県の言葉で「焼き物」のことを指します。やむちんのご先祖さまは縄文土器で、暮らしの道具として作られるようになったのが始まりだと言われています。

素朴で荒削りな縄文土器の壺や器は、野生味あふれる原始時代の趣。やちむんも同じように、どっしりと力強い。

「読谷山焼北窯」で修行した若手職人が手がけるこの5寸皿は、気持ちを照らす明るい器。鮮やかで伸びやかな絵付は、遠く広がる沖縄の日差しと海を思い起こさせてくれます。

春の昼下がり、次にくる夏に思いを馳せて、そっと1人でケーキを食べてみたり。いつか読谷の地で作陶に励む姿を、この目で確かめに行こうと心に決めながら。

(イラスト/Osugi)

この商品の情報

やむちん(沖縄・読谷村)
参考価格:5寸皿 1500円(税別)
取材協力:民藝のある暮し 手しごと

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伊佐 知美

旅するエッセイスト、フォトグラファー。1986年生まれ、新潟県出身。世界中を旅しながら取材・執筆・撮影をしています。→ さらに詳しく見る

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