いつもと暮らし

【今日のお国ことば】兵庫県 多少の失敗は「べっちょない」

ああ、またミスをやらかした、と頭を抱える。

失敗した、と思わず顔を伏せる。

何か自分に落ち度があることをしでかしてしまったとき、心のみぞおちあたりが、ぐんと重たくなる感覚になります。急に周りの風景が暗くぼやけて体がだるくなり、自分はダメ人間だ……という自己嫌悪が始まってしまいます。

でも、多少の失敗はべっちょない。気にしているひまがあったら、何とかする方法を考えなくちゃ。

いつまでも後悔を引きずるのではなく、前を向くことを思い出させてくれる「べっちょない」という気構えが、また新しいチャンスをくれるはずです。

お国ことば解説

べっちょない:兵庫県を中心に話されている播州(はりま)弁で、大丈夫だ、問題ない、の意味。「別状ない」がなまったものと言われる。

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立花実咲

1991年生まれ、静岡県出身の編集者。生もの&手づくりのもの好き。パフォーミングアーツの世界と日常をつなぎたい。北海道下川町で宿「andgram」をはじめました。→ さらに詳しく見る

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