いつもと暮らし

【今日の一枚】明屋海岸で迎える、天色の夏|島根県海士町

島根県の海士町観光協会に所属しながら、写真家として活動する太田章彦さんによる、島の暮らしを届ける「今日の一枚」。今回は、島でもっとも撮影するという場所からお届けします。

海士町の豊田地区には、夏にもっとも賑わう明屋海岸があります。

もともと明屋海岸には、「女神がお産をした場所」という神話が残されています。近頃ではハート型に穴が空いている「ハート岩」が、人気の撮影スポット。

僕の家は、この海岸から自転車で5分もかからないところにあります。7月下旬に行くと、キャンプに来ている観光客で賑わっていました。キャンプに海水浴にバーベキューと、アウトドアの王道を楽しめるのが明屋海岸。じつは島の中で、僕がもっとも写真を撮っている場所です。

春夏秋冬、天候が変わるだけで海は荒れ狂ったり穏やかになったり。時季で色も異なるので、その表情の豊かさにとても惹かれています。

今年も空みたいに青くなる天色(あまいろ)の海。明屋海岸で、僕は夏を出迎えました。

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太田章彦

1989年生まれ。海士町観光協会・マルチワーカー/写真作家。島根県出身。ビジュアルアーツ専門学校・大阪の写真学科を卒業後、祖父母の住む島根県浜田市弥栄町に移住する。そこで限界集落について作品制作を始め、「豊かさとはなにか」をテーマに作品発表(Nikon Juna21)。その後、島根県の隠岐諸島のひとつ海士町へ移住。「仕事」と「暮らし」と「写真」について考える。2015年6月にエプソンイメージングギャラリー「エプサイト」で個展「Stranger of islamd – 海士」を開催。

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