いつもと暮らし

【今日の一輪】グミの木「用心深い」のは損か得か

グミは、初夏の季節に赤くて楕円形の、つやつやした実をつけます。

一見さくらんぼのような、おいしいくだものにも見えますが、うっかり口に入れようものならその酸っぱさと独特の苦味に「騙された!」という気持ちになるかもしれません。

そんなグミの花言葉は「用心深い」。熟れた実のかわいらしさとはかけ離れた、どうも訝しげな表情が浮かんできます。

この花言葉は、グミの実の見た目に騙されず、よく吟味して食べていいか悪いか考えるべし、という教訓を込めて与えられた花言葉と聞きました。でも、食べてみないと美味しいか不味いかなんて、分かりっこないですよね?

用心深ければ、妙に不快な思いをしなくていいけれど、好奇心旺盛すぎるのも自分の身を滅ぼしかねない。どちらが損か得かなんて、誰にも分からないけれど、せめて自分で「いくか、いかざるか」は判断していたいですね。

お花のこと

名前:グミ
種類:グミ科グミ属
季節:4月~6月
花言葉:「用心深い」

ご協力していただいたお店

milcah
住所:東京都世田谷区代沢5-36-12
アクセス:京王井の頭線・小田急小田原線「下北沢駅」南口より徒歩5分
電話:03-5787-6699
営業時間:11:00~20:30
定休日:毎月第1、3木曜日、年末年始、お盆
公式HP:milcah公式サイト
■参考:【花屋】下北沢「milcah」‐ 野菜のように花を選び、職人のように花と向き合う ‐

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探求者

立花実咲

1991年生まれ、静岡県出身の編集者。生もの&手づくりのもの好き。パフォーミングアーツの世界と日常をつなぎたい。北海道下川町で宿「andgram」をはじめました。→ さらに詳しく見る

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