いつもと暮らし

【今日の一本】伝統を敬うだけでなく、これからの形を追究する

「今日の一本」第4回目はこちらの記事。

STYLE from TOKYO | street fashion based in japan: Tokyo Dandy Gentleman vol.78

「戦後、和服が商いとして生き残るために、『晴れ着』として着物文化を舵取りしたのは仕方ない。
でもね、僕はね、日常着としての、カジュアルウエアとしての着物を
復活させたいんだよ!

型とか格とか季節に応じたあわせ方とか、面倒なことは全然考えなくていい。
草履じゃなくて靴を合わせてもいい、インナーにシャツを着てもいい、オシャレにタイをあわせてもいいし、好きにきままに着てほしい。」

引用元:STYLE from TOKYO | street fashion based in japan: Tokyo Dandy Gentleman vol.78

女性フォトグラファー、シトウレイさんのブログです。東京のストリートファッションを海外に向けて発信しているので、英訳もついています。

ぜひリンク先の紳士のスナップも見て欲しいのですが、シトウレイさんが書かれているように、とても楽しそうに新しい着物の着方を提案している様子が伝わってきます。

「灯台もと暮らし」が謳う「もとの暮らし」を聞くと、日本の伝統文化を復活させたいのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。ですが、僕たちは決して日本の古き良き伝統文化をそのまま取り戻したいと思っているわけではありません。

これからの暮らしに合っていて、自然と使ってみたくなるもの、心地良いと思えるものを、このメディアを通して考えていきたいと思っています。そこに着物のような古いものがあってもいいと思っていますし、最先端の携帯機器端末があってもいいと思っています。

大切なのは浮足立つことなく、暮らしについて丁寧に考えていくこと。この紳士の方に負けないくらい、自分に正直に、予定調和ではない暮らしを探していきたいと思います。

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