いつもと暮らし

【今日のひとしな】大切なひとに贈りたい、編集部おすすめの商品10個

いつも言えない「ありがとう」。あのとき言いたかった「ごめんなさい」。伝えたい気持ちを手渡すために、贈り物を添えたいと思うときが、人生には時たまやってきます。

日本のよいものを、一日ひとつご紹介する不定期連載「今日のひとしな」から、贈り物にぴったりの品を10個選んで改めてご紹介するこの記事。「編集部厳選のひとしな集」を、ぜひ贈り物の参考としてご活用ください。

[1]【今日のひとしな】マシュマロ専門店やわはだ「CafeCat」

別に毎日まいにちコーヒーが飲みたいわけではないけれど、やっぱりコーヒーの香りは好き。いつもいつも、同じコーヒーを飲むのも格好いいけれど、カーテンを開けて気持ちが良いなと思えた日は、こんなコーヒーを飲むのもいい。

ふわふわ甘い肉球マシュマロに、ミルクに浮かべるラテ用マシュマロ。静かな朝は手作りのマシュマロに想いを馳せて。猫好きな友達に贈りたい、手軽に買えるかわいいひとしなです。

マシュマロ専門店やわはだ「CafeCat」

お店の情報

長野県 マシュマロ専門店やわはだ
参考価格:CafeCat(猫2匹、猫の手マシュマロ4個)860円(税込)
公式HP:http://sanpasta.ocnk.net/

[2]【今日のひとしな】I Eye’sの長財布「私は 私の目で 愛でます YES」

傘とスカーフのブランド「Coci la elle(コシラエル)」を手がけるデザイナーのひがしちかさんがディレクションする、お財布やポーチなどの小物ブランド「I Eye’s(アイアイズ)」。

こだわりは微妙な色と形、ありそうでなかった商品がずらり並ぶラインナップは、とにかくアイテムはハイブランドでなくちゃ! と一直線に思い込む女性の気持ちを、すっとほぐして柔らかくしてくれます。

I Eye'sの長財布

商品の情報

I Eye’s
参考価格:I Eye’s swim Lファスナー長財布 750011 15,120円(税込み)
公式HP:http://i-eye-yes.com/top.html

[3]【今日のひとしな】天然の木の色がすき。里見裕子の「ウッドブローチ」

木工作家である里見裕子さんの「どんなに小さくなった木でも、捨てられない。」という気持ちから生まれた「ウッドブローチ」。大きな家具を作る中で、どうしても出てきてしまう小さな端材。色とりどりで、美しい木々のかけら。里見さんは、それらを1つ1つていねいに削り、約9.5mmのビーズの玉に仕上げて連ねます。

着色はなし。すべてが天然の木の色です。春の風に揺れるスカーフを止めたり、シンプルな洋服のアクセントにしたり。木のやさしさを今日も身にまとって。

里見裕子の「ウッドブローチ」

商品の情報

里見裕子(山帰来)ウッドブローチ
参考価格:4,212円
取材協力てしごと舎(や)kuraso

[4]【今日のひとしな】桜の木香る「NODA HORO」のバターケース

桜の木でできたフタが印象的な野田琺瑯(のだほうろう)のバターケース。焼きたてのパンの香りとともに、食卓にあたたかな雰囲気を運んでくれる老舗のアイテムです。

食卓の真ん中にそっと置けば、さりげない存在感。無垢できれいな木のフタは、長い年月を経て少しずつツヤを増し、深い色合いに変わっていきます。

季節が変わっても、春の日のときめきをずっと覚えていられますように。

「NODA HORO」のバターケース

商品の情報

バターケース (野田琺瑯)
参考価格:200g:2,800円(税抜)
取材協力:日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto

[5]【今日のひとしな】朝ごはんを食べよう。九谷青窯の「色絵花繋ぎ」

シンプルないつものごはんをもう少しだけ華やかに見せたい……。そんな方には、九谷青窯(くたにせいよう)で日々作陶に励む徳永遊心 (とくなが ゆうしん)さんが手がける器、石川県能美市生まれの「色絵花繋ぎ」がおすすめです。

サラダもパンも、果物も。何でも受け入れてくれるから、今日も何かを乗せたくなる。美味しいごはんもいいけれど、たまには「美味しい器」で朝ごはんを食べませんか。

九谷青窯の「色絵花繋ぎ」

商品の情報

九谷青窯・徳永遊心 (とくながゆうしん)
参考価格:5寸 2,000円
取材協力:日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto

[6]【今日のひとしな】蚊帳生地の「ごあいさつふきん」にありがとうの気持ちを込めて

蚊帳(かや)とは、文字とおり蚊を避けるための帳(とばり)のこと。少し前の時代では、眠る際に肌を守るための必需品でしたが、現代では、蚊帳を使ったことのある若い世代は、決して多くはありません。

そんな文化や技術、製品を受け継ぎたいと、蚊帳の名産地である奈良県で作られているのが、蚊帳生地を用いた「ごあいさつふきん」です。

色とりどりのふきんには、それぞれ「ありがとう」や「ほんのきもち」などのメッセージが添えられているので、気持ちを言葉で伝えるのが得意でないひとは、もしかしたらこのふきんを贈ると、いいのかもしれません。

蚊帳生地の「ごあいさつふきん」

商品の情報

ごあいさつふきん(中川政七商店)
参考価格:500円〜(税抜)
取材協力:日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto

[7]【今日のひとしな】日本の手仕事・暮らしの道具店「cotogoto(コトゴト)」の「キッチンツール」

世界遺産・厳島神社で有名な広島県の「宮島工芸製作所」。無塗装で仕上げた天然木の「宮島杓子」は、使うほどに赤っぽく、より深みのある色に変化していく「共に暮らすモノ」と言えます。

家の中で起こる、たくさんの「コトゴト」が、すべて幸せのひとかけらとなって繋がっていきますように。そんな願いを込めて運営されているお店の、おすすめのひとしなです。

「cotogoto(コトゴト)」の「キッチンツール」

商品の情報

キッチンツール(宮島工芸製作所
参考価格:400円〜(税抜)
取材協力:日本の手仕事・暮らしの道具店 cotogoto

[8]【今日のひとしな】henteco〜森の洋菓子店の「どうぶつクッキー」

東京都心の戸越商店街の奥に佇む、「henteco〜森の洋菓子店」の「どうぶつクッキー」。驚くほど精巧で愛らしく、その上美味しいクッキーをプレゼントされたら、女性や子どもはもちろんのこと、男性だって喜ぶことうけあいです。

henteco〜森の洋菓子店の「どうぶつクッキー」

商品の情報

henteco〜森の洋菓子店
参考価格:「どうぶつクッキー」ひとつ350円~(大きさや種類によって異なる)(1日5~6種類をランダムで販売)
公式HP:http://www.hen-teco.jp/

[9]【今日のひとしな】しなやかな竹の手触り。岩手県鳥越竹細工の「弁当行李」

岩手県鳥越竹細工の「弁当行李」は、しなやかな竹細工の手触りが心地いいお弁当箱。ごはんやおむすびを入れると、ほどよく水分が飛んで美味しくなる上に、中身が傷みづらくなります。なによりプラスチックのお弁当箱よりも風情があるから、毎日のお弁当作りがより楽しい時間になるかもしれません。

もちろん部屋で小物入れとして使ってもいいでしょうし、カラトリーや文房具を収めてもいいですね。しっくりと手に馴染む感触は、日本に伝わる健やかな手しごとのぬくもりの証です。

岩手県鳥越竹細工の「弁当行李」

商品の情報

岩手県鳥越竹細工
参考価格:弁当行李 5,500円(税別)
取材協力:民藝のある暮し 手しごと

[10]【今日のひとしな】「弘前こぎん研究所の名刺入れ」ひと刺しひと刺し心を込めて

津軽の地で暮らす女性たちが生み出した、数百の幾何学模様が美しい「こぎん刺し」。

毎日の仕事に寄り添ってくれる名刺入れは、じつは「灯台もと暮らし」編集部員のお気に入りのアイテムでもあります。赤や紺、ピンクなど色違いで所有しています。

刺繍でなく「こぎん」。リズムを持った手仕事の品を、新しい生活を始めるあの人に、贈るのはいかが。「弘前こぎん研究所の名刺入れ」

商品の情報

弘前こぎん研究所 こぎん刺し名刺入れ 赤
参考価格:2,376円
公式HP:http://www.iichi.com/listing/item/89499?ref=itm_othr-itm-img
取材協力:日本百貨店 http://nippon-dept.jp/
日本百貨店Facebookページ https://www.facebook.com/nippondept

(イラスト/Osugi)

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探求者

伊佐 知美

旅するエッセイスト、フォトグラファー。1986年生まれ、新潟県出身。世界中を旅しながら取材・執筆・撮影をしています。→ さらに詳しく見る

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