「この小松菜、いつものよりおいしいね」とその子は言いました。
「どうしてだろう?」と首をかしげながら。
「毎日食べる野菜がおいしくなったら、
すこしだけど、人生の質があがった気がする」とそのひとも言いました。
「なんでだろう?」と誰にともなく問いかけながら。
あのひとが作った野菜だからとか
誰々さんがこの野菜を包んだからとか、
彼がおいしいと笑っていたから、とか。
「顔が見えること」や「生産の背景」を、
みんながこんなにも大切に思うようになったのは、
一体いつの頃からだったでしょう?
京都府・京都市に本社を構え、そこから「小さな農家さんの野菜」を
全国に発送している会社があります。
名前は、野菜提案企業「株式会社坂ノ途中」。
「まるで長いながい坂を登っているかのような、
農家さんたちのよきパートナーでありたい」
という願いからその企業の名前は生まれたそう。
個人宅配、店舗販売、飲食店への卸売。
農場経営、発展途上国での有機農業の普及活動、
はては震災でこまった「農家の移転」まで手伝う会社。
農家さんと手をつないで、いっしょに未来を歩いてゆく。
彼らが実現したい未来は、
「環境負荷の小さい農業を実践する、農業者を増やすこと」。
農薬や化学肥料に大きく依存した農業をやめ、
環境への負担が小さい農業を広げてゆく。
それができたら、きっと農業はもっと持続可能なものになるし、
社会だって、持続可能な仕組みを持つでしょう。
だから、会社のコンセプトは「百年先も続く、農業を。」
安心・安全の、もっと先。
「未来からの前借りをしない世界」に近づくための。
生きものがいっぱいの豊かな土と農業を、
次の世代と、その先の世代まで、みんなでいっしょに継いでゆこう。
おいしい野菜を毎日食べたら、もっと楽しい未来に出会えるはず。
【京都府・野菜提案企業 坂ノ途中】特集、はじめます。
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(この記事は、株式会社坂ノ途中と協働で製作する記事広告コンテンツです)
文章:伊佐知美
写真:タクロコマ(小松﨑拓郎)