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「はじめまして、『灯台もと暮らし』です〜旅と味噌から考えるこれからの暮らし〜」を開催しました

3月1日に『灯台もと暮らし』主催のイベント「はじめまして、『灯台もと暮らし』です〜旅と味噌から考えるこれからの暮らし〜」を上野のいいオフィスで開催しました。この記事では、イベントの様子をお届けします!

メディアやコミュニティを作る目的や効果について

まずは編集長の佐野から、来てくださった方にご挨拶。2015年1月1日に『灯台もと暮らし』がローンチするまでの経緯から、約3ヶ月のメディア運営を通して得た発見や手応えについてお話しました。その中にはメディアの舞台裏を伝えつつ、暮らしをより深く考えるためのオンラインコミュニティ「note」の運営話も含まれます。

「灯台もと暮らし」公式note

メディアやコミュニティを作る目的や効果、現在の状況についてをお話させていただいたうえで、今回開催したイベントなどのリアルの場や物販といった、これから見据えていることについても話しました。

僕たちが見た「徳島県神山町」

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続いて、徳島県神山町の地域特集について。編集部と神山町をコーディネートしてくれたゲストの堤進太郎さんと西聖平さんをお呼びして、神山町の特集を振り返ります。『灯台もと暮らし』が神山町を特集することになった経緯から、記事に対する神山町内での反応について、そして特集の振り返りを行いました。

棚田農家の植田さんや草木染め職人の瀧本さんの価値観ですね。まず、自分が考えている目標に対して、何をするべきかを見極めてコツコツ積み上げていく暮らし方です。本人たちも自然にやっていて、無理がありません。
引用:【徳島県神山町】地域の未来を考え続けていくために

ゲストのおふたりが学びとなった取組みや取り入れたい価値観について、神山町のお父さんと言われる岩丸潔さんや、棚田農家の植田彰宏さんのお話が取り上げられました。

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ゲストの西聖平さん(左)堤進太郎さん(右)

小倉ヒラクさんによるトーク&味噌作りワークショップ

続いては、発酵デザイナーの小倉ヒラクさんによる「発酵・手前みその魅力・味噌作りワークショップ」を行いました。

小倉ヒラク
発酵デザイナーの小倉ヒラクさん

「発酵とは、人間にとって役に立つ菌が働いている過程。腐敗とは、人間にとって役に立たない菌が働いている過程。」というような発酵の基本や豆知識を教えてもらいながら、大豆と麹を混ぜて、もみます。軽快なトークが終始会場の雰囲気を和らげ、参加者全員で楽しく味噌を作りました。

相反しているように見えるものを繋げていきたい

さいごに今回のイベント参加者の聞き手代表として小倉ヒラクさん、そして代表の鳥井と編集長の佐野によるトークセッションです。

小倉ヒラク

話題は時代の感性について。小倉ヒラクさんは語ります。

「今までは乖離していたテクノロジーとアナログ的な暮らしは、飛行機の両翼のようになっていると思う。どうやってバランスを取るかを考えることが、これからの暮らしだよね。そのバランスを取ってコンテンツ作りをしようとしているのが、僕の『灯台もと暮らし』を読んだ時のファーストインプレッション。」

これを受けて「ヒラクさんが話すように、神山町などの地域に焦点を当てるだけではなく、『ABOUT LIFE COFFEE BREWERS』ようなスペシャリティコーヒーを淹れるカフェを取り上げています。これらを同時に取り上げることで、一見すると相反しているように見えるものの交わる部分を見つけたい。伝統にも流行りにも寄り過ぎないことを大切にしています。」と鳥井。

一方で、サイト内で検索しづらいユーザーインターフェースの指摘。これに対して「紙の雑誌のような第一、第二特集などの方法論を持ち込みたいと思っている」と佐野が続けます。

「1本1本の記事を読んで欲しい」「メディア全体の空気感や雰囲気を感じ取ってほしい」という想いがあり、あえて遷移のしづらさを意識しています。具体例として、編集長の佐野はHAGISOの記事を紹介。

「記事はほとんど拡散されませんでしたが、自分たちが価値があると思っているものがまだ受け入れられていない状況だからこそ、1年後には、『これいいね』と受け入れられるようにしていきたい。

読者が意図的に検索できない記事を作っていると考えているので、これからも自分たちの価値観を提示していきたいと思います。」

イベントに参加してくれた皆さんの感想

ブログでもイベントレポートを書いていただきました!

「編集女子が“私らしく生きるため”のウェブコンテンツ作戦会議」を開催します!

『灯台もと暮らし』では、毎月1回程度行う連続イベントを開催しようと計画しています。イベント概要はこちら。少しでも興味を持っていただいた方は、ぜひご参加してくださいね! お会いできるのを、編集部一同楽しみにしています。

イベント概要

ファッション、グルメ、旅、恋愛、お金──現代に生きる女性の興味は多種多様。世の中の動きや流行にも敏感で、いつでも新しい情報をキャッチするためのアンテナを張っています。

だからこそ、今、大きな注目を集めているのが女性向けのメディアやサービス。ユーザーが女性なら、もちろん作り手も女性。編集長、ライター、ブロガー、デザイナー、エンジニアなどそれぞれの役割を担う女性たちは、何を考えながら女性に向けたコンテンツを生み出しているのでしょうか。

クリエイティブな女性たちの仕事、生き方、そしてこれからの時代の女性のあり方について迫る全5回の連続イベント「“私らしく生きるため”の作戦会議シリーズ」。

第1回は女子クリエイターのためのライフスタイル作りマガジン「箱庭 haconiwa」のキュレーター陣をお招きして開催します。

聞き手はこれからの暮らしを考えるウェブメディア「灯台もと暮らし」の編集長・佐野知美。休日の昼下がりは、作り手女子たちの楽しいおしゃべりタイムです。

■場所
イリヤプラスカフェ@カスタム倉庫
住所:台東区寿4-7-11
最寄り駅:銀座線田原町より徒歩2分
公式HP:iriya plus café

■日時
3月14日 14:00〜17:00 (トークセッション&懇親会)

■主催
これからの暮らしを考えるウェブメディア「灯台もと暮らし」(株式会社Wasei)

■協力
女子クリエイターのためのライフスタイル作りマガジン『箱庭 haconiwa

■申し込みページ
編集女子が“私らしく生きるため”のウェブコンテンツ作戦会議

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探求者

小松﨑拓郎

ドイツ・ベルリン在住の編集者。茨城県龍ケ崎市出身、→ さらに詳しく見る

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