『灯台もと暮らし』を立ち上げた大きな理由は、私たち編集部員自身が、「これからの暮らし方」を決めかねていたからでした。
働き方や暮らす場所を選べるようになった時代において、「じゃあ私たちはどうやって生きていこう?」と、自分たちが一番迷っていたのだと、今ならよく分かります。
中間地点の踊り場ではあるけれど、現時点で辿りつけた大きな答えは、「どんな道を選んだとしても、『より納得感のある生き方をする』」。
「オフィスは本当に要るのかな?」
「毎日同じ電車に乗って、同じ場所に通って、3年後も5年後も同じような仕事をしていることが、私たちの人生において本当に必要なことなのかな?」
生き方を考える上で、欠かせない「働く」という行為。
編集長である私(伊佐)自身、大学生の頃から「働くことは生きること」と捉えていました。
固定のオフィスを失くして、「移動する編集部」を実践する。
Waseiという組織に属しながらも、世界中を旅しながら、みんなと一緒に仕事をする。
編集部も編集長も、移動しながら暮らしていく。
新しい道に挑む中、よいことも悪いことも、もっとやりたいことも、戻りたいこともたくさんあった。
やがて私たちは、「会うことは何事にも代えがたい」と知るけれど。
だからといって「ここにいなければ成り立たない」ことも、きっとない。
おそらく今は、大きな過渡期。
誰もがみんな、この名前の付かない時代を生きて。
後にぼんやり、自覚したりするのかもしれません。
「場所を問わずに自由に誰もが、生きられる世界」が来たとして。
もうずっと前から、そんな時代に入っていたとするならば。
実践者たちは、いま何を見て、何を想い、どこを目指しているのだろう?
編集部がスタートを切った頃から、ずっと見守ってくれている合同会社cocowa代表・松本博樹さんが、この特集のスポンサー。
「切り開く」を恐怖とするか、“ワクワク”とするかが人生の分かれ目だ。
さぁ、これからの働き方をみんなで一緒に模索しよう。
選んだ道を正解にする。【場所にとわられない働き方】特集、はじめます!
文章:伊佐知美
撮影:タクロコマ、伊佐知美
一部画像提供:古性のち
(この記事は、合同会社cocowaと協働で製作する記事広告コンテンツです)